特定非営利活動法人神戸まちづくり研究所は『神戸復興塾』を母体としている。阪神・淡路大震災直後から被災者の救援や被災地のまちづくりに多くの専門家が本業を離れてボランティアとして活動した。そうした大学の研究者、医師、建築家、ジャーナリストなどが自発的に結集し、復興のあり方や具体的な支援策を語り合う中で小森星児氏を塾長として『神戸復興塾』が誕生した。
1996年4月1日の設立から、月1回の勉強会・座談会をベースに、大学ゼミ・新聞記者・建築団体などへの公開講座を開催し、調査研究も行った。災害公営住宅入居者交流事業やアメリカNPO視察ツアーの他、1999年からこうべiウォークを始めた。2011年には東北関東大震災を支援しようと神戸復興塾3.11支援集会を呼び掛け、2016年5月23日の神戸復興塾解散後も自主的に運営されている。
《設立趣意書》
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